東京都内の台地は、地盤が形成される平坦面の高さと分布する地層から、大きく3つに分けられます。
これら3つの台地の地盤は、工学的には大きな違いはありません。
台地部の地盤は、非常に安定しているといえます。 |
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東京都内の台地は、地盤が形成される平坦面の高さと分布する地層から、大きく3つに分けられます。
これらの3つの台地の地盤は、工学的には大きな違いはありません。
台地部の地盤は、非常に安定しているといえます。
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台地の中には、樹木の枝のように谷が存在しています。谷部は、一般に地盤面の高さが周囲より低くなっていますが、東京都内の場合には造成工事等によって人工的に土地が改変されて、現在では谷であるか否かが非常にわかりにくくなっています。
谷部の底には色々な土が分布しており、軟らかい土が分布していると、地盤としては沈下しやすい不安定なものになります。また、軟らかい土の上に盛り土などの工事をすると、軟らかい土の地層が沈下しますが、長い時間を経ると沈下は収束し、地盤は安定してきます。
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おおむね2万年前から堆積した軟らかい地層を沖積層と呼び、低地区域はこの沖積層から構成されています。沖積層には、砂・粘土・礫等のさまざまな種類の土が含まれますが、最も軟らかくて不安定な地層は、粘土によって構成される地層です。
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